早朝電話がなった

〇〇さんが亡くなりました　早めに出勤お願いします　昨年の５月に状態が悪くなりご家族さまと話し合った結果　病院には行かず施設での看取り方向となる　あれから半年ちょっと経過　意識もしっかりとしており　自分らしく人生を終えることができた　何か処置やケアを行うと　手を合わせてありがとうございます　と言われる方でした　93歳　頑固なところがあり　嫌なことは嫌とはっきり言われ　身の回りのものは触らせず　片付けようとすると手で払いのけられた　入所当初はなかなか難しい方でした　しかし　次第に親しまれるようになっていった　その方が　今朝は食事を食べに降りてきていない　と報告があり　訪室すると　話するのもしんどい様子で　筆談で水をください　と　直ぐに栄養ドリンクと水を持っていき　私にもたれさせながら座らせて100mlほど飲まれた　その翌日に息を引きとった　人の最期に関わることができるこの仕事は　とても貴重でたくさんの事を学ばせてくれる